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テレビ東京 モーニングサテライト

更新日:2020年8月14日

 今朝のモーニングサテライトでビッグデータ活用事例の一つとしてaiQ Geolocationを取り上げて頂きました。ご登録が必要ですが8月までは無料だそうです。

https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/nms/time/post_207860/

 コロナ禍の経済分析のデータとしてクレジットカード情報とモバイル空間統計の2つを取り上げられていて、後者の活用事例として取材して頂きました。取材当日、データの補足説明のみと思いリモートで参加していましたが、あれよあれよというまに普段着&自宅から出演させて頂くことになりました。ご質問の組み立て方、撮影の手際の良さなどプロフェッショナルな仕事を拝見させて頂きました。今後もモーサテ見ます!(早起き出来たら・・・)

 さて、番組では本田技研工業と東京ディズニーリゾートをご紹介させて頂きましたが、自動車産業はGeolocationデータと非常に相性の良い業界の一つです。テレビで映してただいたチャートは国内生産拠点とトップラインの売上高なのでApple to Appleではないですねという議論もさせて頂きましたが、そのあたりは貴重なテレビの放映枠内では時間が足りないですね。主要メーカーの国内生産の動向を見るとより高い相関が確認できます。業界全体の動向はマクロ指標と高い精度で一致しており、速報性も高く、さらに個別企業への分解が可能というところが高評価を頂いております。業界のカバレッジはどんどん追加していっています。

 ご紹介の中で400社以上とテロップがありましたが、高相関で統計的に優位な銘柄に絞った場合で、JREITも対応済みで全体では1,500銘柄以上対応しています。低相関銘柄でも投資機会をとらえているユースケースも多々あります。

 特集の最後に、ニッセイ基礎研の矢島氏が、オルタナティブデータは年限が限られており10年超の過去データとの比較が出来ず、リーマン危機の時期と比較できない点が問題だとコメントされていました。私も金融機関のリスクマネジメント部で数々の経済危機シナリオを分析する部門に所属しておりましたので矢島氏のおっしゃることはごもっともとは思うのですが、一方で、その点がクリティカルな問題だと思っている方は、資産運用業界の中では少ないのではないかなと感じてます。「無いものは無い。」と割り切られている部分もありますが、過去との単純比較では新たな投資機会を見つけることはできないという点、そしてなにより、次に何が起こるのかを予測し、将来の不確実性に対して意思決定をなされている国内外のクライアントの皆様からは、限界を十分に見極めつつ、新しいテクノロジーを有効活用していこうという強い意欲を感じます。

 Geolocationに限らず、ビッグデータによる経済分析について課題やご興味をもっていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、こちらまで、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

takashi.kojima@aiq-index.com

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